ササラ太郎

「自然居士は実在の人物で、永年2年(1294)3月、比叡山の大衆の詮議により京都を追放された、ササラ太郎とも呼ばれた半僧半俗の禅宗系の異端の徒であった。その布教活動は、芸能的要素を濃厚に持っていたらしい。彼自らは放下の禅師と号したようであるが、禅僧の抜隊得勝の「塩山和泥合水集」によれば、僧衣を着ず、半裸のまま烏帽子を着け、身に獣皮を巻きつけ、歌舞を奏して正法を謗り、人々をたぶらかす者が放下とされ、世間の非難に対しては、自らを寒山拾得などの市井の聖になぞらえてうそぶいたという。」ほるぷ出版 日本の文学 古典編 能 能楽論 狂言 p31−32

 

たぶんこれを記した研究者の方も少しササラ太郎を小馬鹿にしている。彼は時を超えて小馬鹿にされている。

ジンプリチシムス。

すてきだ。