どれもがすべて同時に当てはまるようなのは、なんと言うのか。

 

 

木村敏

アンテ・フェストゥム(祭りの前)分裂病におけるような非自己へと他有化されうる危険性の問題。自己自身になりうるかどうかの保証の問題 つねに自己を失う 自分の「祭」に現前しない危険

イントラ・フェストゥム(祭りのさなか)自己自身に執着し、自己が失われていないというあかしを手に入れようとして、同じ行為を強迫的に反復する

強迫的に、明らかに自分のもとから逃げ去っていく「祭」に自分が現前しているというあかしを反復をとおして確保しようとする。癇癪。忘我に至るほどの現前の過剰。意識が現前に耐えられず、自分の祭に参加できない。

ポスト・フェストゥム(祭りのあと)鬱病者のメランコリー 自己喪失 現存在はつねに自己自身よりも遅れており、つねにすでに自分の「祭」を取り逃がしている。