(利き腕の)右手は、私(目)と行為とを結び 物にたいしては、一方的に操作できているような 今となっては万能感とでもいえそうな感覚 (そこに主体が宿るのかな。習慣の中に。) があったように思う。 一方で左手だけで生活するようになると 左手は物の導…

紅茶飲んで思ったこと テーブルの上のものすべて哀れ。 ボウモア瓶、ペットボトル、コップ、ポット、綿棒・・・ キッチンでは 蛇口、洗剤、布巾、鍋、まな板・・・

棚の上に空のボウモアがいつからか置きっぱなしになっていたのをみつけた。 開けて逆さにかざして待った。 やがて瓶底にあった雫があごに垂れたのには焦った。 二滴目は辛うじて口内へ落ちた。やった! 曇りの日の光もきれいだ。

どれもがすべて同時に当てはまるようなのは、なんと言うのか。 木村敏 アンテ・フェストゥム(祭りの前)分裂病におけるような非自己へと他有化されうる危険性の問題。自己自身になりうるかどうかの保証の問題 つねに自己を失う 自分の「祭」に現前しない危…

絵を描かないと。利き腕を骨折しているうちに。 焦燥こそ恩寵。

むしろ多くの人は、多数派の共有している夢から抜け出しにくいために、他の夢が侵入する余地がないのである。 綾屋紗月+熊谷晋一郎「発達障害当事者研究」p204 「corders」という古今のソフトウェアプログラマの職業や性格について、ソフトウェアプログラマ…

陶酔と麻痺の混交する中 うっとりと 自身の内なるサバルタンに語る 語ろうとする

利き腕でない方の手で 問診を書く。 一文字一文字のために 肘や肩、腰が捩じくれる。 畝る。揺らぐ。 文字も捩じくれる、畝る、揺らぐ。 撮影台の上で腕まくりをして 手のひらを返すよう求められた。 台の上の十字の線が交わるところに 被写体を、患部を置く…

幼児にとっての移行対象が その環世界において 自己と外界を分け 認識する主体と対象の認識の フィードバックループの閾 なのだとすれば ヘッドホンで耳を塞いで 三角座りをして 日がなラジオから流れる音楽を注入していた 13か14歳の私の環世界にとって 音…

利き腕でないほうの手だけでペットボトルの蓋を開ける方法。 ①ペットボトルにゴム手袋を巻き付ける。 ②キッチンのカウンターと腰の間に挟んで押し付け、固定する。 ③開ける。 木澤佐登志さんのweb連載・記事に私も熱狂している。 いま「木澤佐登志のレット・…

添え木を折りたたんだ新聞紙に変えた。 件の右腕は身元不明の疼きを含有して膨らんだ フランスパンのようにして首に吊られている。 指が臭い。

ぎざぎざの歯並びした 踏板が背後から次々と滑り込む。 尻の下に送られてくる。 有無を言わせぬ永久機関のシュレッダー 冥界への吸い込み口に トレッキングシューズの分厚いつま先がひっかかって 望まれた運命のようにして消えていったのは幸い 垂れ流した意…

赤ん坊の認識に真偽の別はあるか? 赤ん坊にフィルターバブルはあるか? 赤ん坊の環世界にとって喃語とは何か? 一角獣に、レヴィアタンに環世界はあるか? 権力の環世界 資本主義の環世界 国家の環世界

身体は不定形のトポス この手 この頭 この足 この腹 この胸 この心臓 この脳・・・・ が集まったこの身体を身体とは言えない。 身体はひとつの虚構 不定形のトポス 私は偏在する 光 風 木の葉 湿気 熱 音 空腹 尿意 空 地面 喜び 悲しみ もろもろ もろもろ …

「優しい暴力の時代」チョン・イヒョン 訳/斎藤真理子 「情報環世界」伊藤亜紗 ドミニク・チェン 他 子どもの環世界に「わからない」はないが 大人の環世界には「わからない」がある。 別の環世界。 同じく神話の世界ではこの意味での「わからない」はない…

多木浩二「「複製技術時代の芸術作品」精読」 セルトー「日常的実践のポイエティーク」 フィッシャー「わが人生の幽霊たち」 チャトウィン「ソングライン」 綾屋紗月+熊谷晋一郎「発達障害当事者研究」

土曜の朝に思いついてmerzbowを購入してダウンロードした。 1996年のもの。 そうして日がな聴き続けて、昼寝も聴きながら。 夜は残響の中で深い眠りに落ちた。 久しぶりによく眠れたように感じる。

「資本主義」も「権力」も 志向する自己も、対象となる自己も同じ自己なのだから その自己をも解体して、力動的な流れや磁場を想定する あとは、その経済を分析、予測、また可能であればその操作可能性を探る。治水の技術のように。ある主題における主体性は…

しばらく読書の記録を怠っていた。 なんだか最近だるい。 とりあえず思い出すまま。 ジム・トンプスンの短編集をつまみ読み。アル中だけれど凄腕の職人て感じ。鉋持つと手の震えがピタッと止まる。「この世界、そして花火」よかった。編集者によるあとがきが…

台座の上のことば どんなふうにしている皿の上で ことばたちは 19世紀末にはいろいろなことばが 生まれて わたしたちもうまれて 双方 つまり ことばもわたしもわたしたちも同じく 獲得することと生きることが 同じことだった (からだとか) たぶん戦前まで…

残業して遅く帰宅すると妻は先に寝ていて酒を飲みながら食卓の上に放置されていた彼女のIpodを再生するとラウンジリザーズのbob the bobが流れて続いたのはシンディローパーのgirls just want to have funだった。 踊った。

図書館で借りた本 『フライデー・ブラック』ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー 冒頭の引用 「Anithing you imagine you possess.」Kendrick Lamer を目にして、思わず「怖い」と口にした。 想像すること=所有すること 想像が直接になる。想像と現実が直結…

朝から気力なく カーテン半開きにして 家中を彷徨う 食べ終えた煎餅の小袋が 床に落ちて欠片が散らばった 換気扇の回るキッチンへ流れて行く 煙草のけむり 各所の海辺で集められた 棚の小石たち

図書館で小沢書店の「ホフマンスタール詩集」を借りた。川村二郎 編・訳 開くと、愛読者カードがはらりと膝に落ちた。 「ご購読をお礼申し上げます。このカードによって、最新目録、PR誌最新号などをお送りし、さらに充実したサービスをさせていただきます。…

マーク・フィッシャーについてネット検索している。(私は英語ができません。) 最寄りの図書館に蔵書がなく困った。 いろいろな記事を読みながら刺激に対する反応 資本主義か生政治か 語り始めようとするときのとっかかり つまずき わたし まなざしを内側か…

わたしたちの新しくて古い 壁 平面 アンフラマンス これにも正しく考古学的な方法が必要だろう いまここのゲシュタルトの ユクスキュルにより「生物から見た世界」はあるのにこの世に「わたしたちから見た世界」はない

「サイト・ゼロ/ゼロ・サイト」3 ヴァナキュラー・イメージの人類学 「われわれ人間を誕生させるイメージ」マリ=ジョゼ・モンサン p281 ・・・ 「つまり詩人は、自分が言葉を送り届けようとしている者の自由を何によって構築するのだろうか。」・・・ …

テラバーニャの屋台にランシエールが訪れる短編をドン・デリーロに書いてもらったらどうか 「 過ぎ去ったものごとはなんだかあどけない」というコピーを昔、どこかで目にした。 福永武彦の「死の島」を通勤で読んでる。 はじめはあどけない物語のように思え…